松穂農園

 

 

 

 

当農園ではイチジクを中心品目のひとつとしています。

日本の市場に出回っているイチジクはほとんどが「ドーフィン」という品種ですが、実は世界には数百品種あり、日本にも数十品種が導入されています。 (日持ちや輸送性、果実の大きさから営利栽培ではドーフィンが大半を占めるようになっているのだと思います。) ところがドーフィンの品質評価は決して高いものではありません。

当園では食味を最優先した品種の選定はもちろん、独自の栽培技術により更に高糖度なイチジクを栽培しています。

栽培品目(イチジク)

バナーネ

実を割った時に鮮やかな赤い実に驚きます。 そして食べるととても甘い。皮が薄く傷つきやすいので一般には流通しにくいイチジクです。 イチジクの苗業者さんでは様々なイチジクを紹介する企画をやられていますが、そこではこの品種が一番人気だそうです。

カドタ

日本の品種のような名前ですが、イタリアの品種です。 小ぶりですがとても甘く、ドライにも向くと言わています。 実が30g程度と とても小さな品種です。 営利栽培には向かないので出回りませんが、ぜひ松穂農園でご賞味ください。

ブリジャソットグリース

そのまま食べてもおいしいのですが酸味がありジャムへの加工に向いている品種です。 イチジクのジャムってたまに見かけますけど材料の入手を考えるとドーフィンで作られているのが大半だと思います。 せっかく向いている品種があるのだから、 でも生でもホントに美味しいですよ。

ビオレソリエス

数年前にこの品種を栽培している農家さんがNHKで紹介されていました。 国内で栽培している農家さんの数が非常に少なく、かなりレア。 味も美味しい。 おまけにテレビで紹介されたので、知る人ぞ知る人気品種です。 問題は熟期の遅さ。 他の品種に比べて、熟すのが遅いのです。 京丹波町では穫れだしたらすぐに寒さがきて収穫終了になると思います。 でも京丹波町の人や、京丹波町まで足を運んで下さった方に少しでも喜んでもらえると思い栽培することにしました。

私達について

私達は何者なのか?そして、なぜ、私たちが京丹波という土地において農業を始めることになったのか?どういう思いで果樹を育てているのか、について記しています。

京丹波町で果樹

京都と言えばまず世界中から観光客を集める京都市が頭に浮かぶと思いますが、京都府は北は日本海までつながっています。 京丹波町ですが、その京都の山里で・・・

農作物の安全性

この問題については日本人の認識は少し歪んでしまっているように感じています。 このことは「農薬を使っていないから安全です。」という言葉によく表れています・・・